大阪は九条のスタジオからお届けしている『凸凹ダイアリー』。 今回のゲストは、以前の放送でmiwaさんが「この人すごい!」と熱弁していたあの方……! 障害のある方の「性」の問題に真正面から取り組む、一般社団法人 輝き製作所 代表の小西理恵さんがついにスタジオに登場です!
「性」というデリケートな話題。でも、そこには私たちが想像もしなかった感動のドラマと、小西さんの熱すぎる想いがありました。 そして後半には、まさかの「ロックな一面」も発覚!?
きっかけは「介護」と「一冊の本」
小西さんとmiwaさんの出会いは、番組に寄せられたあるお母さんからの相談がきっかけでした。解決策を探して奔走していたmiwaさんが、運命的に見つけたのが小西さんの活動。 そもそも、小西さんはなぜこの活動を始めたのでしょうか? その原点は、ご自身の「おばあちゃんの介護」と、ある衝撃的な話にありました。
🎤miwa: やっと会えましたね〜! いやもう、以前ラジオで勝手に小西さんの話をさせてもらって(笑)。 本も読ませていただいたんですけど、ほんまに感動して。「こんなすごい人がおるんや!」って震えたんです。
✨小西さん: ありがとうございます(笑)。
🎤miwa: そもそも、なんでこの「輝き製作所」を立ち上げようと思わはったんですか?
✨小西さん: ちょうど5年前ですね。きっかけは祖母の介護をしていたことなんです。 「介護ってどうやるんやろう?」と思って初任者研修を受けに行った時に、講師の先生からある話を聞いて。
🌸和子: ええ、どんなお話ですか?
✨小西さん: 「障害のある息子さんの射精介助を、お母さんがしているケースがある」と。 それを聞いた時に、すごい衝撃を受けて。「なんでお母さんがそこまでせなあかんの?」って。 そこを解決できるプロがいないなら、私がやるしかない!と思って、立ち上げたのがきっかけなんです。
🎤miwa: すごい行動力……! そこから5年、実際に走り続けてこられたんですね。
「コーラ2つ」に込められた、男としての誇り
ここから話は、小西さんが実際に現場で体験したエピソードへ。 50代半ば、身体障害のある男性が、生まれて初めて女性(キャスト)とデートをした時のお話です。このエピソードには、スタジオの全員が言葉を失い、胸を熱くしました。
✨小西さん: ある男性の利用者さんなんですけど、50代半ばで、初めて女性と触れ合う機会を持たれて。 お食事デートの場面に私も立ち会わせていただいたんです。
🌸和子: 初めてのデート……! ドキドキしますね。
✨小西さん: そうなんです。でね、お店に入って注文する時に、彼が「コーラ2つ」って頼んでもらったんです。 一つは自分用、もう一つは、隣にいる私のために。 今まで誰かに「やってあげる」ことなんてなかった彼が、女性に飲み物を奢るというアクションをした。
🎤miwa: うわぁ……(感動)。
✨小西さん: お店を出た後、彼がおっしゃったんです。「やっと、男になれた気がする」って。 ただ性的なサービスを受けるだけじゃなくて、一人の男性として女性をエスコートできた。その自信が、彼の表情を劇的に変えたんです。
🎤miwa: あかん、もう泣きそう……。 それって、ただの「性欲処理」じゃないですよね。人間の尊厳というか、生きる喜びそのものやもんね。
✨小西さん: そうなんです。ご家族も「こんな顔、見たことない」って喜んでくださって。 私たちが提供しているのは、そういう「自信」や「喜び」なんだなって、改めて感じた瞬間でした。
まさかの「ロック魂」!? ジャズを愛する意外な素顔
しっとりと感動した後は、小西さんの意外すぎるプライベートのお話へ! 清楚で穏やかな語り口からは想像できない、熱い趣味が発覚します。
🎤miwa: そんな聖母のような小西さんですけど、実は趣味が……音楽!?
✨小西さん: そうなんです(笑)。元々ロックが大好きで、バンドでギター弾いたりしてまして。
🎤miwa: ええっ!? ギター!? 似合わへん〜!(笑) 何弾くんですか? エリック・クラプトンとか?
✨小西さん: あ、それはちょっと違いますけど(笑)。 今はジャズにハマってて、歌うことで自分を「解放」してるんです。 普段、真面目な仕事をしてる分、音楽で弾ける時間が大事で。
🎤miwa: へぇ〜! ギャップ萌えやわ〜。 「解放」ってキーワード、いいですね。
✨小西さん: そう、来年のテーマは「ザ・解放」なんです(笑)。 普段言えないような、ちょっと「汚い」とされるような話も、明るく笑って話せるような場を作っていきたくて。 2月13日にはZoomでイベントもやるので、ぜひ皆さんにも「解放」されに来てほしいです!
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編集後記
「障害者の性」と聞くと、少し重たいテーマに感じるかもしれません。 でも、小西さんのお話に出てくる利用者さんたちの物語は、どれも人間味に溢れ、聞いているこちらの心が洗われるようでした。
「コーラ2つ」のエピソード、本当に素敵でしたね。 誰かのために何かをしてあげる喜び、男として、女として扱われる喜び。 それは障害の有無に関わらず、誰もが持っている根源的な願いなのだと気づかされました。
そして、まさかのロッカーな一面(笑)。 そのバイタリティーがあるからこそ、道なき道を切り拓いてこられたのかもしれません。 小西さんの「輝き製作所」、これからも目が離せません!
(ライター:ゴリアス)


