【凸凹ダイアリー】視界が黄色く点滅して…!? 発達あるある「過呼吸」のリアルな恐怖と白黒の夢

本気まるだしインターネットラジオ局「ホンマルラジオ」で配信中の『凸凹ダイアリー』。パーソナリティのゴリアスとmiwaが、発達障害にまつわる日常の「あるある」を赤裸々に、そしてどこか明るく語り合うこの番組。

今回のテーマは「過呼吸」。一歩間違えるとパニックに陥ってしまうあの息苦しさを、二人はどう乗り越えてきたのでしょうか。後半の「夢の色」に関する不思議なトークと合わせて、二人のリアルな温度感そのままにお届けします!

30代で突然やってきた「息が吸えない」恐怖

番組の冒頭、お馴染みの挨拶からスッと本題に入り込んだ二人。今回のテーマは「発達あるある」の中でも少しヘビーな「過呼吸」の体験談です。

🎙 ゴリアス 「僕ね、過呼吸の経験、あります。初めてなったのは30代の中盤くらいだったかな」

🌸 miwa 「あ、初めてがそこなんや」

🎙 ゴリアス 「そうそう。実際に病院まで行って、『これ過呼吸ですよ』って言われたのは1回だけなんですけどね。どんどん呼吸が浅くなって息ができなくなって……手先や指先が痺れてきたんですよ」

🌸 miwa 「ああー、なるなる。わかる」

🎙 ゴリアス 「『あ、もう指先が痺れて呼吸できない、死ぬ!』って思って。それで病院に行ったら、ビニール袋を渡されて(笑)。スーハースーハーしてるうちに治るっていうね」

いわゆる「ペーパーバッグ法(※現在は医師の指導のもと行うことが推奨されています)」で一命を取り留めた(?)と笑いながら振り返るゴリアス。しかし、当事者にとっては「死の恐怖」すら感じる瞬間だったはずです。

視界が黄色く点滅!? 10代のアルバイト中の惨劇

ゴリアスのエピソードに深く頷いていたmiwa。彼女の初めての過呼吸は、もっとずっと若い頃に遡るそうです。

🌸 miwa 「私の一回目は、たぶん10代でアルバイトをしてた時ですね。急にね、目の前が黄色のテンテンテン……ってチカチカ出始めて」

🎙 ゴリアス 「はいはい」

🌸 miwa 「『あ、もうこれ室内にいたら外の空気吸わないとあかん!』みたいな感覚になって、外に出たんだけど。吸っても吸ってもやっぱり収まらなくて。そのうち、視界に黄色い光がキラキラ出始めて……」

ゴリアスが息を呑んで聞き入る中、miwaの語りはさらに切迫した状況へと進みます。

🌸 miwa 「最終的にね、耳の奥で飛行機の滑走路みたいな『ゴゴゴゴゴ!』って音が鳴り始めたんですよ。あ、もうこれあかん、と思って横に倒れ込んで」

🎙 ゴリアス 「えっ!」

🌸 miwa 「周りの人たちがびっくりして、『倒れた!大丈夫!?』って。そこから救急車を呼ぶ騒ぎになったんです。でも、耳だけは聞こえてるんですよね。体は動けなくて呼吸もしんどいんだけど」

それでもmiwaは、救急車は呼ばなくていいとは言ったそう。

🌸 miwa 「結局、あの頃は過呼吸なんて言葉も知らなかったし、周りも分かってなかったから、あれが過呼吸なんやって」

🎙 ゴリアス 「何度も経験あるんですか?」

🌸 miwa 「もう何回もやってるんで、今は『あ、来るな』って分かるんですよ。だから自分で『大丈夫、大丈夫』ってコントロールして、すぐ対処できるようになりましたね」

パニックになりかけた経験を何度も経て、自分の心と体のサインを冷静にキャッチできるようになったmiwa。その言葉には、当事者ならではの力強い実感がこもっていました。

白黒の世界? 発達障害と「夢の色」の不思議な関係

過呼吸のディープな話から一転、miwaが突然、ゴリアスに不思議な質問を投げかけます。

🌸 miwa 「ゴリアスさん、ちょっともう一個聞きたいことあるんやけど。寝て見る『夢』って、白黒ですか? カラーですか?」

🎙 ゴリアス 「……僕は、カラーです」

🌸 miwa 「おおー! 私は白黒やねん」

miwaが、過去の記憶を掘り起こします。

🌸 miwa 「ただ、『火』の夢を見た時だけ、赤かったのは覚えてるんですよね。でも、基本的には白黒の映像です」

🎙 ゴリアス「僕は白黒は見たことないですね」

🌸 miwa 「なるほどねー。なんか、前に発達関連の当事者の人たちがいっぱいいる中で『夢の色』の話になったことがあって。発達の人って、カラーが多いんやって聞いたことがあったから、どうなんかなって」

発達障害の特性と夢の色に明確な医学的根拠があるかは定かではありませんが、「見え方」や「感じ方」の違いが夢の世界にまで影響しているのかもしれないという、非常に興味深いトピックでした。


【編集後記】 息が吸えなくなる恐怖から、見ている夢の色の違いまで。一見すると全く違うテーマのようですが、どちらも「自分にしか分からない感覚」をどう他者と共有し、どう自分の中で折り合いをつけていくか、という根っこの部分で繋がっているように感じました。特にmiwaさんの「あ、来るなって分かるようになる」という言葉は、自分の特性と長く付き合ってきたからこその境地ですね。次回の『凸凹ダイアリー』ではどんな「あるある」が飛び出すのか、今から楽しみです!

凸凹ダイアリー第83回 過呼吸 あるある #福祉介護・生活
シュクレサレによるホンマルラジオ『凸凹ダイアリー』という番組です。障がいや福祉、発達障害などを中心に、支援者、当事者の身近な話題を取り上げます
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