手を出してしまえば、一瞬で終わる。 でも、それをあえてせずに、じっと横で見守る。
これって、すごくエネルギーがいることだなぁと、最近つくづく思います。
たとえば、PCの操作に迷って手が止まっているとき。 あるいは、帰りの玄関で、靴紐がうまく結べずに焦っているとき。
スタッフさんたちは、すぐに「やってあげるよ」とは言いません。 僕たちが自分で答えを出したり、動作を終えたりするのを、じっと待ってくれています。
もし自分が逆の立場だったら、つい 「貸して! こうやれば早いでしょ」 と、手を出したくなってしまうかもしれない。
実際、僕も家で子供たち相手に、何度それをやってしまったか分かりません。 「待つ」というのは、ある意味で自分との戦いであり、我慢大会のようなものなんですよね。
時間がかかっても、不格好でも、自分でやり遂げるのを信じて待つ。
そんな「忍耐強い優しさ」に囲まれて、僕たちは今日もしごとができているのかもしれません。
沈黙の時間は、冷たい放置ではなくて、 「あなたならできる」という、熱い応援なのかもしれないですね。
ゴリアス


